昨月曜の晩は雪、だが10時過ぎには止んでしまい、朝日に輝く屋根の上の名残りのみ、もしやと願った静かな銀世界はお預けとなる。それでも、昇り行く太陽にその姿を変えながら、消えていこうかという10カラット程の大粒な雪の塊、小さな緑の中でダイヤモンドにも劣らぬ輝きを放ち、僕を招いてくれた。
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