2000年2月15日 No.174

 林道に入って間もなく、日当たりの良い、広くのどかな河原が目に入る。行楽の仮の宿を探す者には、願ってもない場所だろう。まして例年何事もなく過ごしていれば尚のこと。結果を知って語るのは難しくはない。きっと小さな不運と逡巡がいくつも重なり、痛ましい出来事は起こったのだろう。そんな、人間故の原因こそ、検証されてしかるべきなのかも知れない。丹沢・玄倉川の中州、天候はこの後急変、枯れて尚立つ献花に粉雪が降り注いだ。合掌。

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