夕方になって堪えきれなくなったのか、やっと降り出した今日の雨、その今にも降り出しそうで降らなかったお昼前の重たい鉛色の空と、それに呼応するかのように鈍く輝く道路標識、黒ずむ木々。こんな日の潤いの一枚とは全く正反対だが、時にはいいだろう、これもまたこの星の表情のひとつ。
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