1999年7月28日 No.37

 巻雲=すじぐも、雲のうちで最も高い所に浮かび、夜明けと同時に、他の雲にさきがけて紅色に染まる。鳥の羽のような、刷毛を引いたような薄い雲である。低気圧や温暖前線の前に現れる時は真っすぐな線状のものが多く、”雨知らす”といわれて雨の兆しとなる。曲がったり、乱れたりしているものは”晴れ知らす”といわれ、明日も好天であることを告げている。−山と渓谷社刊「雲」−より。

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