海の上の空港へと向かう高速バスの車中、 乗客は僕一人だけ。 コンクリートの香りさえしそうな、新しい高速道路の灯りも、 立ち並ぶ新興のオフィスビルやマンションの灯りも、 きりりとした初冬の夜空に、清潔で美しく、 イルミネーションのように流れていくよ。 が・・・、あぁ、無邪気でも聞こえてきたらなぁ・・・