暑気覆うある一日、雲行き怪しい午後だったのに、結局雷鳴を聞くことなく、シャワーへの期待は空振りに。 空調とガラスに隔てられた宴席に着けば、夕暮れと街の灯りが柔らかい。 これもまた潤い、しばし空調の技は忘れよう。