スペックについてはこちらをご覧になって頂くとして、このX110の特筆すべき長所はそのスタンバイとチャージの速さだ。レンズカバーを開ければ、即撮影可能状態。シャッターを切れば、ほぼ瞬時に書き込み終了、次ぎのシャッターが切れる。最近ようやくこの手の速さを持ち合わせた機種が、高級機中心に見かけられるようになったが、これらに勝るとも劣らないのが、X110の「即写」性能だ。
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この長所は、動きのある被写体、街でのスナップ等に強みを発揮する、という陳腐なカタログコピーのような事はもちろんあっても良いのだが、それより何より、待つことを強いられず、撮りたいと感じた時に写せる、撮影者の心をくじかず、裏切らない、その心地良さが何よりの長所なのだ。
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「QUARTETTO」の画像は、このX110の1024x768ピクセルのフルカラーJPG、SHi1という最高画質モードで撮影したものを、Photoshopで補正・モノクロ化し、Fireworksで360x270ピクセルにリサイズ、更に、約30Kを目安に、泣く泣くダウンサイズしたものである。 |