煙のような粉塵とともに、巨大な腕の先のハサミでバリバリと解体されているのは、市ヶ谷の某省統計情報部。定められた時期が来たのか、それとももっと頑張ったのだろうか、いずれにせよ、スクラップ&ビルド、古い建物は壊され、更新されるのだろうが、生き生きと更新されながらも、何百年、何千年と壊されずに受け継がれてきた建物もある。法隆寺五重塔という形もあるが、形のない「文化」という建物、大事に住み続けて行きたいものだ。
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