2000年1月27日 No.160



 小さな花である。幾本もの流れる糸のような枝に、その白い花が鈴なりに咲き出し、白糸の滝さながらになって初めて人の目を引くものたちだが、この冬一番の冷え込みとなった今日のような日に、ほんの数輪がピアニシモで春を奏で始めるのも、耳を澄ませばきこえてくる。ユキヤナギ、アップでもなかなか美人じゃない。

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