スクリーンの映像を撮るのは意外と難しい。質の良さは望めないので、なるべく大写しの場面、暗いので、なるべく明るい場面が欲しい。しかし、小気味よいカットの切り替わりは、なかなかそれを与えてくれない。おまけに解除できないデジオのオートパワーオフ、そしてパワーオンの超遅いこと！そして観客の邪魔にならぬよう素早く写すこと。監督の絵作りの予想をしなくてはいけないほどだが、機会はやってきた。キャスティングロールの流れるラストシーン、映画を象徴するじいさんの笑顔だった。タイトルは「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」。こんな映画です。

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