午後暫し、降るか降らぬかの微かな雨。僅かに頬を冷やすそんな雨が心地よい酔歩の家路、ふと出会うこの花の香りは微かに甘く上品で、まるで、そんなデジャビュそのもののようだ。「友想う くちなし香る 夜道かな」 徒然子
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