私たちのコンサート

 カンティガスのミニアチュールなどから復元された、中世の古楽器が一体どんな音を奏でるのか、是非聞いてみたい。そんなリクエストから、私たちの小さなコンサートは始まりました。これらの古楽器を復元製作する植木康司さん、歌とハープの渋川美香里さん、そして笛担当(製作もします)の私・島田 聡と三人のメンバーで、レストランや喫茶店、ホームコンサートなどで、カンティガスについて語り、演奏をしてきました。’95年には中野のシルクラブという不思議な空間で、リュート奏者の竹内太郎さんにも加わって頂き、初めて本格的な音楽会を企画してもらいました。その後、メンバーの留学等、ブランクがありましたが、’98年夏から、渋川さんと私とで、演奏活動を再開しました。
 ’99年の1月からは、西荻窪の「藍〜ら」というお店で、月に一度のコンサートをしてきましたが、去る9月、渋川さんが渡欧留学することになり、しばらくお休みを頂くことになりました。長らくのご愛顧、本当にありがとうございました。

 その後、笛一本でのコンサートに幾度かチャレンジしてみましたが、要となる歌とハープのないことは、モチベーションをフェイドアウトさせてしまうには充分過ぎる条件でした。そんな数年が重なる内に、渋川さんが留学先でディプロマを取得し、活動の拠点をイタリアに置くことになりました。しかし、時折のゆったりとした帰郷の合間、以前のようにと・・・思いがけず演奏会の機会が巡ってくることになりました。詳細は下記をご参照下さい。


コンサートのご案内
2010年10月16日(土) 19時〜

「中世のスペインから」
〜 カンティガス・デ・サンタマリアなどより〜
Cantigas de Santa Maria/etc.

演奏
渋川美香里(歌・ハープ)・ 島田 聡(中世リコーダー・アッサベバ=横笛)

国立・CAFE「ひょうたん島」
国立市富士見台1−4−4
JR南武線・谷保駅から徒歩5分  JR国立駅から徒歩15分
TEL.042-576-9960

\1,500- +オーダー

2010.9.30 updated

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