その二十五
裏柳 うらなやぎ
下にはどぜう・・・
その二十六
紅緋 べにひ
高みに在りしものたち・・・
その二十七
真朱 しんしゅ
待つこと暫し・・・
その二十八
鈍色 にびいろ
西ではまだまだ・・・
その二十九
檜皮色 ひわだいろ
ヒマラヤ杉の・・・
その三十
鶸色 ひわいろ
背伸びして・・・
その三十一
黄朽葉 きくちば
夕暮れ近し・・・
その三十二
牡丹 ぼたん
合焦の長いトンネルを・・・
その三十三
浅縹 あさはなだ
日没迫る西の空・・・
その三十四
黄丹 おうに
それは冠?・・・
その三十五
白緑 びゃくろく
色は愛でしも・・・
その三十六
藤紫 ふじむらさき
路地の紫式部・・・
その三十七
山吹色 やまぶきいろ
大きなユリノキの木・・・
その三十八
一斤染 いっこんぞめ
柿の葉に・・・
その三十九
藍墨茶 あいすみちゃ
桜の老樹・・・
その四十
萱草色 かんぞういろ
綿の実ほどの・・・
その四十一
二藍 ふたあい
思い思いに染まった・・・
その四十二
鬱金色 うこんいろ
曇り空に銀杏・・・
その四十三
赤紅 あかべに
赤も紅も・・・
その四十四
金茶 きんちゃ
柳生街道の野仏・・・
その四十五
藤黄 とうおう
白毫寺石段の・・・
その四十六
白練 しろねり
戒壇院から・・・
その四十七
茜色 あかねいろ
ナンキンハゼ・・・
その四十八
鳥の子色 とりのこいろ
塗り剥がれて・・・
番外
五色 ごしき
ナンキンハゼ落葉・・・
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