その七十三
白茶 しらちゃ
身を寄せ合い・・・
その七十四
紅鳶 べにとび
雪の翌日・・・
その七十五
黄土色 おうどいろ
冬嵐一過・・・
その七十六
若紫 わかむらさき
鋭く澄やかな・・・
その七十七
苔色 こけいろ
静かな光・・・
その七十八
赤丹 あかに
雨後の公園・・・
その七十九
山吹茶 やまぶきちゃ
映すとも描くとも・・・
その八十
呉藍 くれない
暗き藪の底・・・
その八十
一
熨斗目花色 のしめはないろ
落日後・・・
その八十二
洒落柿 しゃれがき
梢の向こう・・・
その八十三
浅梔子 あさくちなし
枯れ草の敷物・・・
その八十四
深紅 しんく
曇天の・・・
その八十五
胡桃染 くるみぞめ
古き民家の・・・
その八十六
臙脂色 えんじいろ
林立するビルの・・・
その八十七
桜鼠 さくらねずみ
銀座の裏通り・・・
その八十八
黄唐茶 きがらちゃ
剥げもし・・・
その八十九
常磐色 ときわいろ
松杉より・・・
その九十
桃色 ももいろ
日に透けて・・・
その九十一
柳茶 やなぎちゃ
触れれば春・・・
その九十二
灰桜 はいざくら
暫し後・・・
その九十三
赤朽葉 あかくちば
朽ちようとして・・・
その九十四
千草色 ちくさいろ
日はもう伸びて・・・
その九十五
若緑 わかみどり
足音微かに・・・
その九十六
薄花桜 うすはなざくら
蓼科の旅の窓・・・
番外
極彩色 ごくさいしき
筏に似せた・・・
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